銀行カードローンは複数借入できる?審査への影響とデメリット・対処法

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銀行カードローンは消費者金融に比べて金利が低く、信頼性が高いので安心してお金を借りられます。

多くの方は口座を持っている銀行が提供しているカードローンに申し込むようですが、家の近くに提携ATMがない、金利が高いなどの理由で、他行のカードローンにも申し込みたいという方は多いようです。

そもそも、銀行カードローンを複数利用することは可能なのでしょうか。今回はそんな疑問から、複数利用が審査にどんな影響をもたらすか、複数借入時の返済はどうすれば良いのかなどを解説していきます。

銀行カードローンの複数利用は可能

結論から言うと、銀行カードローンを同時に複数利用するのは、何の問題もありません。

また、みずほ銀行と三井住友銀行など、ライバル関係にあるカードローンを借りているからといって審査に落ちやすくなるということもありません。

あなたがそれぞれの銀行の申し込み条件を満たしており、審査に通りさえすれば、銀行カードローンをいくつでも同時利用することができます。

同時申し込みは審査に落ちやすくなるので注意

複数利用の際はそれぞれのカードローン申し込みまでの期間を出来るだけ空けておくのがおすすめです。

キャッシング業者が申し込み者の他社借入件数・金額を信用情報機関を通じて開示できるのは有名な話ですが、実は申し込み件数の情報も開示することができます。

お金に困っていればなるべく多く申し込みをおこない、融資の確率を上げるのは十分理解できる行動ですが、それぞれの業者から「どこでも良いからお金を借りれれば良いと思っている」「うちが融資するメリットがない」と思われて、審査に落とされかねません。

複数の銀行カードローンに申し込む際は、最低1ヵ月、できれば半年の期間を空けるのが理想的です。

2社目以降の銀行カードローンは借入審査が厳しくなる

銀行カードローンは複数利用できますが、その数が多くなるほど、次の新規借入審査は通過が厳しくなります。

年収400万円の人が融資期間1年で100万円の借入をした場合、実質的な年収は400万-100万=300万円となります。

返済能力が1社目の借り入れ分落ちているので、2社目のカードローン審査は1社の審査よりも通過が厳しくなるのです。

余裕で返済できても複数から借りていれば審査に悪影響

ただ、複数利用すると審査に通りにくいのは、単に年収が引かれるからではありません。

例えば同じ90万円を借りる場合でも、1社から借りるのと3社から30万円ずつ借りるのでは、後者のほうが信用は低いと見なされます。

返済能力が高いから複数借入して良いというわけではないことを知っておきましょう。

こんな借り方はダメ!銀行カードローン複数利用の注意点

借入総額が年収の2分の1を超えている

銀行カードローンを複数利用する場合は、トータルの借入額にも注意しなければいけません。

前述の通り、すでに借り入れがある場合はその分を年収から差し引かれるので、借入件数が増えるほど、融資額は低く抑えなければいけません。

特に借入総額が年収の半分前後までいくと、審査通過の可能性はほとんどないですし、破産の可能性が高まるので気をつけましょう。

銀行カードローンの返済額を他のカードローンで補う

銀行カードローンは毎月返済をする必要がありますが、急な出費で返済額が準備できない場合、「他行から少しだけお金を借りて、返済に充てよう」と考える方もいますが、危険です。

確かに効率の良いテクニックではありますが、そもそもカードローンは大きく言えば借金の一種です。

借金を使って借金を返したつもりでも、信用情報機関には過去の借金情報が登録されてしまいます。

過去に借金があったというのは、クレカやカードローンなどの審査で大きなマイナスです。

自分は上手く返したつもりでも、見方を変えれば借金を増やしているので注意しましょう。

銀行カードローンの複数利用はデメリットが多数!

銀行カードローンの複数利用は、たくさんのデメリットがあります。

すでに2社目以降のカードローン審査が厳しくなるのは伝えましたが、それ以外にどんなデメリットがあるのかも紹介していきます。

クレジットカードの審査も通りにくくなる

銀行カードローンを複数利用している方は、多重債務者と見なされ、信用情報にキズが付きます。

信用情報はカードローン以外にも住宅ローン、クレジットカードなどの金融サービスの審査にも利用されるので、さまざまなところで悪影響が出てしまいます。

返済日が複数になり管理しにくくなる

複数の銀行カードローンから借入をしている場合、それぞれの返済期日にそれぞれの口座へ振り込むようになります。

当然借入件数が増えるほど、返済金の管理やスケジュール設定は難しくなり、延滞の可能性が高まります。

借入件数が3社以上の場合、月収を3つに分けて支払うというのは実際にやってみるとかなり困難です。

結局首が回らなくなり、新たに借入をするという負のスパイラルに陥ってしまいがちです。

1社のみの借入よりも返済額が高くなる

通常、カードローンは借入額が大きいほど適用金利が低く、借入額が小さいほど金利が高くなります。

三井住友銀行カードローンを例に見ていきましょう。

借入額 適用金利
100万円以下 12.0~14.5%
101~200万円 10.0~12.0%
201~300万円 8.0~10.0%
301~400万円 7.0~8.0%
401~500万円 6.0~7.0%
501~600万円 5.0~6.0%
601~700万円 4.5~5.0%
701~800万円 4.0~4.5%

こちらと同じスペックの銀行カードローン2社から100万円ずつ借りる場合、200万円に対して年12.0~14.5%の金利が適用されます。

一方、1社で200万円借りれば、金利は年10.0~12.0%と、複数借入よりも低くなります。

同じ金額を借りるなら、複数借入は明らかに高利息で損なのです。

限度額の高い銀行カードローンを使って複数借入を防ごう!

ここまで紹介したように、銀行カードローンの複数借入はデメリットばかりで、あまりおすすめできません。

それでも、今借りているキャッシング業者からお金が引き出せない場合は、苦肉の策で2社目に手を出すしかありませんよね。

これを防ぐためには、限度額の高い銀行カードローンに申し込むのがおすすめです。

申し込み時の希望額が少なくても、途中で増額審査を受けることができますし、返済期限をしっかり守っていれば、向こうから増額案内が届くこともあります。

最初から複数借入のリスクを見越して、こうした銀行カードローンに申し込みましょう。

限度額の高いおすすめ銀行カードローンランキング

1位 住信SBIネット銀行「ミスターカードローン」

金利 年0.99%~14.79%
限度額 最大1200万円

住信SBIネット銀行のカードローン「ミスターカードローン」は最大融資額1200万円と、業界最高レベルの限度額の高さを誇ります。

最大融資額300万円のカードローンを4件借りているのと同じと考えると、どれだけお得か実感できますね。

限度額は大きいですが、返済は月2,000円からとなっているので、高額の借入を余裕を持ってじっくり返済することができます。

以下の条件を1つでも満たしていると金利引き下げサービスを受けられるので、活用してお得にお金を借りましょう!

  • SBI証券の口座を保有している
  • 住信SBIネット銀行の住宅ローンを利用している
  • 住信SBIネット銀行を引き落とし口座に設定している

住信SBIネット銀行カードローンの審査の流れ【金利・返済・申し込み条件】

2位 北洋銀行カードローン「スーパーアルカ」

北洋銀行カードローン

金利 年1.9%~14.7%
限度額 最大1000万円

北洋銀行カードローン「スーパーアルカ」は、限度額が最大1000万円とお得です。

北海道に本社をおく第二地銀なので申込者は限られてしまいますが、WEB管理サービス「北洋ダイレクト」を使えばネットから借入・返済手続きが自由にできるため、利用自体はいつでもどこでもできる便利なカードローンです。

北洋銀行カードローンの審査・金利・返済情報まとめ

北洋銀行カードローンで即日融資は受けられる?即日融資を受ける条件と流れを紹介

3位 楽天銀行カードローン

楽天銀行カードローン

金利 年1.9%~14.5%
限度額 最大800万円

楽天銀行カードローンは、限度額800万円となっています。

楽天銀行カードローンよりも限度額の高い銀行カードローンは上2つや地銀系などにありますが、ネットバンクならではの利用のしやすさ、楽天スーパーポイントがもらえる特典など、お得な要素が多数あります。

返済額が毎月1日・12日・20日・27日の4つから選ぶことができるのも大きなメリットですね!

楽天銀行カードローンの審査基準・時間と通過のコツ・落ちたときの対処法

楽天銀行カードローンで即日融資を受ける条件と手順

すでに銀行カードローンを複数借入している場合の対処法

ここまで、銀行カードローンの複数借入は多くのデメリットがあるとお伝えしましたが、中には損していることに気付かず既に複数借入をしてしまっている方もいることでしょう。

このまま複数借入を継続すればするだけ損なので、対策をしておくのがおすすめです。

ここからは、複数借入状態を改善するにはどうすれば良いか解説していきます。

おまとめローンで複数借入を一本化する

複数借入状態を解消する手っ取り早い方法が、おまとめローンの利用です。

例えば金利18.0%のカードローン3社の残債が計200万円の場合、おまとめローンを利用すれば200万円の返済を月1回にでき、更に年18.0%より低い金利が適用されます。

返済がわかりやすくなり、さらに利息も減るので一石二鳥ですね!

ただ、おまとめローンの審査は通常の新規借入審査よりも厳しいので、注意しましょう。

※おすすめの銀行おまとめローンは、こちらで紹介しています!
銀行のおまとめカードローンランキング!審査基準と審査に落ちる人の特徴

カードローン以外の方法でお金を借りる

銀行カードローンから借入をおこなったが、更にお金が必要になった場合は、カードローン以外の方法でお金を借りるのもおすすめです。

前述の通り、カードローンの複数借入は返済の延滞を招きます。この場合、クレジットカードなども使えなくなる可能性があり危険です。

質屋や公的機関からお金を借りる方法もあるので、安易に金融サービスでお金を借り、多重債務状態に陥るのは避けましょう。