サラ金はなぜ危険なのか-金利の高い理由や取り立ての仕組みを解説

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お金にこまる女性

あなたはサラ金についてどんなイメージを持っていますか?

  • 怖い人が取り立てに来そう
  • 金利が高いから借りたら大変
  • 底辺の人たちが利用してそう

こんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

私個人の見解としては、あなたの持っているサラ金のイメージは実情とそこまでかけ離れているものではありません。

返済が延滞すればヤクザ同然の債権回収会社が取り立てに来る可能性もありますし、金利も他のローンと比べてかなり高いです。

そして実際にサラ金を利用している人たちのほとんどが低所得者なのです。

近年ではサラ金業者のイメージ戦略や、ネット広告によってサラ金は安全といった認識も広がっていますが、迂闊に利用しては絶対にダメです。

今回はサラ金はなぜ危険なのか、金利の高い理由や取り立ての仕組みを解説していきます。

そもそもサラ金とは?

サラ金とは「サラリーマン金融」の略で、個人向けの無担保融資を行う貸金業者のメインターゲットがサラリーマンであることから、サラ金と呼ばれるようになりました。

そもそもサラ金とは現在あまり使われない呼び名で、最近では消費者金融と呼ばれることが多くなっています。

80年代~90年代まではサラ金と呼ばれていましたが、違法な取り立てや金利が社会問題となり、サラ金のイメージは地の底まで落ちました。

その結果、サラ金業者たちはイメージの改善を図るため、これまでの「サラ金」という呼び方から「消費者金融」という呼び方へ、業界全体でシフトしていったのです。

名前だけでイメージは変わるの?と思われるかもしれませんが、サラ金と消費者金融は別物だと考える人は多く、金融と名前がつくことでクリーンなイメージを世間に与えることに成功しています。

しかし中身自体は一昔前のサラ金からはほとんど変わっておらず、現在でも法定金利ギリギリの年率で貸し付けを行い、毎年多くの破産者を生み出しています。

サラ金の金利はなぜ高いのか?

  • 営利目的の企業であること
  • 銀行へ返済する分の利息が加えられていること
  • 返済リスクの高い顧客へ貸し付けを行っていること

サラ金の金利の高い理由は、上記3つの理由で説明することができます。

ここからはそれぞれの理由について、詳細を解説していきます。

営利目的の企業であること

サラ金は銀行や保険会社などの金融機関とは異なり、純粋に営利を追求するために生まれた会社です。

そのため顧客の利益よりも、自社の利益を最優先に考えるため、金利も法律で定められた上限ギリギリまで引き上げています。

資本主義経済の中にある一般企業であれば、自社の利益を追求することは何も悪いことではありません。

しかし金融機関は経済に与える影響も大きく、より公共の福祉の沿った経営が求められます。

その点、サラ金(消費者金融)の金利設定は、正規の金融機関とは認めづらい状況です。

毎年サラ金が原因で多くの多重債務者や自己破産に追い込まれる人が増えていることを、私たちは忘れてはいけません。

銀行へ返済する分の利息が加えられていること

サラ金が顧客に貸し付けを行うための資金は、銀行からの融資によって賄っています。

当然銀行もタダで消費者金融へ融資を行うわけではありません。年率数%の金利をつけて融資を行っています。

そのためサラ金の金利には、銀行へ返済するための必要な金利分も含まれているのです。

銀行カードローンと比べてサラ金の金利が高いのは、銀行に返済するための利息分が顧客の負担になっているから、というのも大きな要因の一つです。

返済リスクの高い顧客へ貸し付けを行っていること

一定の信用実績のある優良顧客であれば、金利の低い銀行カードローンへと申し込みを行います。

サラ金を利用する顧客は、信用実績が浅く、返済リスクの高い顧客しか集まりません。

そのため融資を行っても返済されずに貸し倒れになるリスクが高く、金利を高くしなければ収益を確保することができないのです。

しかし返済リスクの高い顧客に高金利で貸し付けを行うと、返済不能な状態に追い込む可能性が高く、サラ金の過剰貸付はいつの時代でも大きな問題となっています。

サラ金を規制する動きは強まっている

上記のような理由からサラ金は高い金利で貸し付けを行っていますが、サラ金からの借金のせいで破産に追い込まれる人は後を絶ちません。

そのためサラ金業者を取り締まる貸金業法では、「総量規制」と呼ばれる規制を導入しており、借金を抱えている人や収入が少ない人には多額の融資を行えないようにしています。

総量規制とは?

総量規制では利用者の年収1/3を超える貸し付けを禁じており、他社借り入れも含めて貸付総額は年収の1/3以内に抑えなければなりません。

たとえば年収300万円の人であれば、上限100万円までしか融資を行うことができないのです。

また年収300万円ですでに他社から50万円の借金を抱えている方には、上限50万円しか融資を行うことはできません。

この総量規制が導入されたことにより、ピーク時には177万人いた多重債務者の数が、2016年3月末には12万人まで減少させることができました。

また自己破産を申請する人の数も年々減少しており、これはサラ金の融資が規制されたことが大きな理由とみられています。

収入証明書のチェックも厳重に!

総量規制では1社から50万円以上貸し付けを行う場合と、他社含めて100万円以上貸し付けを行う場合には、収入証明書を提出させることが義務付けられました。

年収の1/3以上貸し付けを行うことがないように、利用者の収入を厳重にチェックするようになっているのです。

そのため年収を水増しして多額の融資を受けることも出来なくなり、職に就いていない人は融資を受けることができなくなりました。

近年のサラ金は誰でも借りられるわけではなく、規制が強化されたことにより、安定した収入のある人でなければ利用できなくなっているのです。

それではサラ金からお金を借りたとして、返済しなかった場合、どのように取り立てが行われるのでしょうか。

ここからはサラ金の取り立ての仕組みについて解説していきます。

サラ金業者が取り立てを行うことはない?

90年代にはアイフルなどの大手サラ金業者でも、違法な取り立てを行い、無理やり財産を処分させて返済を迫ることもありました。

しかしサラ金の取り立てが大きな社会問題となったこともあり、現在ではサラ金業者が直接取り立てを行うことは減っています。

基本的に取り立てや郵送か電話で行われ、直接債務者のもとを訪れるにしても、貸金業法で定められている範囲内でしか取り立ては行われません。

そのため電話や郵送物を無視して、取り立てを無視していれば、それ以上サラ金業者が取り立てを行うことはできません。

取り立てをしても返済されなかった場合、サラ金業者が取るべき行動は2パターンです。

貸付金額が多額だった場合、裁判所に申し立てて、財産の取り押さえが行われる可能性が高いです。

裁判所からの出廷命令が届いた場合、対応しなければ財産を取り押さえられてしまうので注意しましょう。

一方、貸付金額が少額だった場合、債権回収会社に債権を割り引いて売ってしまうこともあります。

そうなると債務者としては多少厄介なことになります。

サラ金とは異なり、債権回収業者は取り立てのプロなので、あらゆる手段を使って借金返済を迫ってくるでしょう。

また大手のサラ金であれば正規の回収会社に債権を売るのでまだ安全ですが、中小のサラ金では違法な業者に債権を売ることもあり、取り立てのやり方も危険なものになります。

サラ金といっても正規の貸金業者なので、借りた分は絶対に利息をつけて返済するようにしましょう。

サラ金とヤミ金はどう違う?

サラ金とよく混同されがちなのが、違法な貸金業者を指す「ヤミ金」です。

しかしサラ金は貸金業法内で融資を行っているのに対し、ヤミ金は一切法律を守らないので、一度借りてしまえば全財産を失うことになるかもしれません。

そこでここからはサラ金とヤミ金の違いを、以下の3点に絞って解説していきます。

  • 金利
  • 取り立て
  • 返済責任の有無

サラ金の金利は上限20%、ヤミ金の金利は上限なし

サラ金は貸金業法によって、利息の上限は年率20.0%と決められています。

これは一年間で元金の20%分の利息が発生することを意味しており、そこから日割りで利息を計算していくケースが多いです。

たとえば年率20.0%で10万円の融資を受けた場合、1年間で発生する利息は2万円になります。

そこから日割りで一日分の利息を計算(約54.7円)し、借りた日数分の利息を計算していきます。

一方ヤミ金は法手金利を守らずに、10日で五割といった違法な金利で融資を行っています。

10日で5割の利息と言えば、年率で計算すると2億6750万5316%と途方もない数字になります。

そのため一度借りてしまえばほとんど返済できる可能性はなく、財産をすべて失うまで厳しい取り立てが続くようになります。

一昔前では「ミナミの帝王」、最近では「闇金ウシジマくん」など、闇金業者を主人公にした作品が人気を呼んでいますが、絶対に利用しようとは考えないようにしましょう。

ヤミ金業者は違法な取り立てで精神的に追い詰める

正規の貸金業者であれば、貸金業法で違法な取り立ては禁止されており、債務者を追い詰めるような取り立ては禁じられています。

しかしヤミ金業者は貸金業法を守ることはないので、返済が遅れると取り立てや恐喝を延々と行ってきます。

職場に取り立ての電話を掛けるのはもちろん、自宅の扉に借金の内容を書いた張り紙をしたり、友人や家族にも脅迫の電話を掛けたりと、あらゆる手段を使ってお金を払わせようとします。

ヤミ金を利用すると、お金を失うだけでなく、職場や友人関係も壊されてしまいます。

元の人生には戻れなくなってしまうので、絶対に利用しないようにしましょう。

ヤミ金業者からの借金は返済する必要がありません

ヤミ金から借りた分の借金は、契約自体が法的に認められないので、返済する義務はありません。

弁護士に相談をして、ヤミ金業者と交渉をしてもらえれば、返済せずに済む可能性は高いです。

※交渉の結果、元金だけを返済するケースもあります。

ヤミ金としても刑事事件に発展すれば面倒なので、弁護士が出てくれば手を引く可能性が高いです。

お金がないから弁護士に相談できないという方も、無料で相談に乗ってくれる弁護士事務所もあるので、まずは相談してみてください。

安全に借りられるサラ金業者

最後にサラ金業者の中でも、安全に借りることができる業者を紹介していきます。

プロミス

プロミス

金利 4.5%~17.8%
限度額 500万円
必要書類
  • 身分証明書
  • 収入証明書
申し込み条件
  • 申し込み時の年齢が満20歳以上69歳以下の方
  • 本人に安定した収入のある方
申し込み方法
  • ネット申し込み
  • プロミスコール
  • 自動契約機
  • 郵送
  • 店頭窓口
無利息期間 借入日の翌日から最大30日間

プロミスのカードローン基本情報

アイフル

アイフル

金利 4.5%~18.0%
限度額 500万円
必要書類
  • 身分証明書
  • 収入証明書
申し込み条件
  • 申し込み時の年齢が満20歳以上の方
  • アイフルの審査基準を満たす方
申し込み方法
  • ネット申し込み
  • 電話
  • てまいらず
  • 郵送
  • 店頭窓口
無利息期間 契約日の翌日から30日間

アイフルのカードローン基本情報

アコム

アコム

金利 4.5%~17.8%
限度額 500万円
必要書類
  • 身分証明書
  • 収入証明書
申し込み条件
  • 申し込み時の年齢が満20歳以上69歳以下の方
  • 本人に安定した収入のある方
申し込み方法
  • ネット申し込み
  • プロミスコール
  • 自動契約機
  • 郵送
  • 店頭窓口
無利息期間 契約日の翌日から30日間

アコムのカードローン基本情報