キャッシングの審査で重要な「信用情報」とは?信用情報の仕組みと注意点を解説

公開日:

消費者金融カードローンに代表される「キャッシング」を利用するには契約を行わなければいけません。

そして、契約をするには審査に通る必要があります。

この審査では年収など申込時に入力内容についてのチェックが行われますが、中でも審査で重要視されるのが「信用情報」です。

でも信用情報とは何でどこで決められているかなど、わからないことばかりですよね。

ここでは謎に包まれた「信用情報」の疑問を解き明かしていきましょう。

キャッシングの「信用情報」とは「ローンに関する申込み内容・利用履歴」

「信用情報」という言葉の意味をインターネットなどで調べると、「個人の年収・勤務先属性・住宅情報・ローンなどの支払いに関する情報」という様な説明を見つけることが出来ます。

また民事法の1つである割賦販売法の中の第35条-3-1においては、「利用者また購入者もしくは役務の提供を受けるもの者の支払いに関する情報」と記されています。

色々と複雑なことが書かれていますが、キャッシング関係での信用情報は「過去に行ったローン(キャッシングやクレジットカードなど)への申込み内容と履歴・返済に関する利用履歴」だと考えていただけば大丈夫です。

私達の信用情報は一体どこに・・・

信用情報はキャッシングの審査において重要となるものですが、この情報の収集と管理をしているのが「信用情報機関」です。

名前を聞いただけでも何か仰々しい雰囲気がしますが、日本には3つの個人に関する指定信用情報機関があります。

この3つは経済産業大臣が認める正式な期間ですので、決して怪しい場所ではありませんよ!

情報を預かる3つの指定信用情報期間

今現在、日本にある指定信用情報機関は以下の3社です(カッコ内は略称)。

3社とも信用情報を扱う期間であることは同じですが、情報を登録している金融機関の種類などに違いがあります。

主な加盟金融機関も明記していますがアコムやプロミスなどはCICとJICCに加盟していますし、銀行の多くは3社とも加盟していたりもしますのでハッキリとわかれているわけではありません。

信用情報機関名 加盟する主な金融機関
全国銀行個人信用情報センター(全銀協) 銀行系クレジット・カードローン
株式会社シー・アイ・シー(CIC) 信販会社・クレジット会社系
株式会社日本信用情報機関(JICC) 消費者金融系

♯♯♯指定信用情報機関3社の大きな違いは登録している情報の保管期間

全国銀行個人信用情報センター(全銀協)・株式会社シー・アイ・シー(CIC)・株式会社日本信用情報機関(JICC)は、金融機関からの情報を管理し必要に応じて提供するという点では同じですが、管理している情報の内容に多少の違いがあります。

ただその差は大きくなく我々が気にするほどのものではありません。

また得録された情報は永遠に残るわけではなく一定期間が過ぎると削除されるのですが、その期間には違いがあります。

登録されている情報が消えるまでに必要な期間

3社ともに共通しているのは「申込みに関する情報は6ヶ月」、「契約・借入・返済に関する情報は5年」で削除されるということです。

ですが任意整理・自己破産の他、審査に置いて重要なポイントとなる返済時のトラブル(延滞に関する情報)については削除されるまでの期間が以下の様に違ってきます。

信用情報機関名 登録期間
全国銀行個人信用情報センター(全情連) 任意整理は登録なし、自己破産10年、延滞の有無は延滞解消から5年
株式会社シー・アイ・シー(CIC) 任意整理は登録なし、自己破産5年、延滞の有無は延滞解消から5年
株式会社日本信用情報機関(JICC) 任意整理・自己破産は共に5年、延滞の有無は延滞解消から1年

審査時に重要視される信用情報内のポイントはコレ!

信用情報期間に登録されている情報はどれも大切ではありますが、特にポイントとなると言われているモノが幾つか存在します。

登録されてしまった後の情報について我々が手出し出来ることは無いのですが、これから審査を受ける上でやっぱり気になりますよね。

借入状況から返済能力をチェックします

借入先の会社が最も気になるのは、申込みを行った方の「返済能力」です。お金を貸す相手として信用出来ない方には融資するわけにはいかないですよね。

その判断材料の1つは年収ですが、それだけではダメなんです。

例え年収が多くても、すでに他社で多くの借入を行っていたのでが危険ですよね?

また借入がほとんど無かったとしても、過去に分割払いやキャッシングで延滞を繰り返していたりしては融資しにくくなるのもある意味で当然です。

属性情報から信用度の高さを判断します

属性情報とは「年齢・家族構成・勤務先の規模などの情報・年収・勤続年数・居住形態」などです。

金融機関はこれらの情報を総合的には判断して、申込みを行った方がどれぐらい信用出来る人間であるかを判断します。

これは過去の利用者の属性情報のデータを元にしてスコア化したものを用いた、コンピュータによる自動審査で判断されます。

審査基準は各社違いがあり、公表されてもいませんので「こんな人が通りやすい!」とハッキリ言うことは出来ません。

属性情報の違いは限度額にも影響アリ

属性情報による審査は借入可能かどうかの判断に使われるのはもちろんですが、実際にお金を借りる時に設定される「限度額」にも大きく影響します。

審査結果のポイントが高ければ高めの限度額が設定される期待も大きくなりますし、低ければ契約は出来ても少額融資となる可能性が高いということです。

でもこれは「属性でのポイントは高く無さそうでも審査に通れる可能性はある」と考えることも出来ますね。

とっても気になる信用情報は自分でもチェック可能!

キャッシングの審査における信用情報の重要性を学んでしまうと、自分自身のデータについて知りたくなってしまいせんか?

前もって自分の信用情報を知っておけば自信を持って審査を受けられますし、逆に申込みを思いとどまることも出来なくはないですよね。

「でも、そんなの教えてくれるわけないよね」って思うかも知れませんが、実は信用情報機関に問い合わせを行うことデータを開示してもらうことが可能なんです。

書類を持っての来店またはインターネット・郵送で!

情報開示の方法ですが、来店またはインターネット・郵送での手続きが選択出来ます。

来店する場合には本人確認が出来る書類(免許証など)と、窓口で支払うことになる手数料が必要になります。

郵送やインターネットで手続きをした場合は、書類は郵送で送られてきます。

この場合には手数料は少為替やクレジットカード払いによって支払うことになり、併せて開示請求申込書などの指定の書類と本人確認が出来る書類などが必要になります。

また必要な書類を揃えれば代理人による開示請求も可能です。

開示請求の具体的な方法については、各信用情報機関のホームページや問い合わせによる確認を行ってください。

情報開示のメリット・デメリット

信用情報の開示を行うメリットは「審査を受ける前の不安を減らすことが出来る」ことです。

ちょっと危ないかなと思った場合には、申込みをやめれば審査落ちということもなくなります。

デメリットは「手間とお金が必要」だということです。

仕方が無いこととは言っても、手間もお金も勿体なく感じてしまうかも知れませんね。

その様な方は大手キャッシング会社のホームページで行える、借入可能かを数秒でチェック出来る診断を受けてみるのもおすすめです。これなら無料で手間もかかりませんよ。

信用情報に対して自分で出来ること

延滞などをしてしまい信用情報に傷が付いてしまったら、その後に出来ることはトラブルを解消して情報が削除されるのを待つしかありません。

大切なのは「信用情報に傷が付く様なことをしない」ということです。

クレジットカードの引き落とし日を忘れて支払いの遅れを生じさせてしまったりしない様にしましょう。

もし遅れそうでもクレジットカードの会社に連絡すれば遅延とならないこともありますし、しっかりと対応する様にしてください。

また、一気に幾つものキャッシング会社への申込みを行ってしまうと履歴が残って審査に不利に働くこともあり得ます。

「数撃ちゃ当たる」ではなく、ここと決めた場所に申し込んで審査を受けてくださいね。

「自分の信用情報を守るのは自分自身」という気持ちが大切ですよ。