フリーローンの審査期間はどれくらい?結果が出るまで遅いって本当?

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教育・冠婚葬祭費・旅行代金など、自由に利用目的を設定できるのが「フリーローン(多目的ローン/目的別ローン)」です。

フリーローンを申し込む人の多くが、次のような理由で融資を急いでいるのではないでしょうか。

「忙しくてギリギリに申し込んでしまった」「結婚式や旅行出発の予定が近く、なるべく早く契約する必要がある」

フリーローンの審査に時間がかかる理由も含め、平均的な審査機関・短縮するコツも紹介します。

フリーローンの審査期間は平均1週間弱

銀行の多目的ローン(フリーローン)のメリットは、使い道を申告することで低金利融資が可能となることです。

その一方で、最短即日で審査が通るカードローンに比べて、フリーローン審査は時間がかかります。

【フリーローンの契約手順】

  1. ①申し込み手続き
  2. ②仮審査(1回目の審査)
  3. ③(②に通過した場合のみ)必要書類の提出
  4. ④本審査(2回目の審査)
  5. ⑤審査結果連絡・契約手続き
  6. ⑥銀行振込による融資

審査結果の連絡は、短くとも3~5営業日かかります。

申込から融資が実行されるまで、おおよそ1週間弱程度の時間を要します。

フリーローンの審査期間が長い理由

審査に時間がかかる理由を解説するため、カードローン・フリーローン(多目的ローン)それぞれの性質を比較します。

カードローン フリーローン
融資限度額 上限がある 上限がない
返済期間 厳格な決まりがない 定められた返済期間内に返す
提出書類 本人確認書類(身分証明書)・収入証明書 カードローンの必要書類・資金使途の証明書類

カードローンの返済期間は「最長5年」とされているのですが、返済・借入を繰り返すことで5年以上返済が続いても問題ありません。

また、使い道を逐一報告する必要もありません。

一方でフリーローンは、返済期間内に必ず完済する・申告した用途以外には使っていけないという2つのルールを前提に、より高額な借入が出来ます。

こうした性質から、申込者のクレジットヒストリー(信用情報)をチェックされるだけでなく、様々な角度から「誠実で信用できる人物か」を入念に調べられることになります。

フリーローンの契約方法・審査結果の通知方法

フリーローン(多目的ローン)の審査結果は、多くの場合メールで通知されます。審査通過後来店による契約手続きが必要な銀行では、担当者より電話があります。

「電話が来ない」と思っても慌てずに、書類提出から5日~最大1週間程度メールを待ってみましょう。

審査状況は電話回答不可・審査落ちの場合も連絡あり

審査可否問わず、落ちてしまった場合も必ずメール・郵送でお知らせが届きます。注意点として、審査の状況・進捗について電話で問い合わせることはできません。

理由は次の3つです。

  • 個人情報保護の観点から公開できない
  •  審査基準や内容がそれぞれの企業秘密である
  •  在籍確認で不正が行われようにするため

審査中か・審査終了済みかの回答は行われるので、不安になった場合は申込書記載のコールセンターの番号へ電話をかけてみましょう。

最短即日で審査が完了するおすすめフリーローン

「審査結果は平均1週間弱である」と述べましたが、銀行・金融会社によって審査期間はまちまちです。なかには、最短即日で審査結果がわかる銀行もあります。

それぞれの特徴を紹介します。

J.Score(ジェイスコア)

申し込み条件
  • 日本国内に居住している方
  • 申し込み時の年齢が満20歳以上、70歳以下の安定した収入のある方
  • 学生・留学生でも、パート・アルバイトなどで安定した収入のある方であれば申し込み可能
  • 永住権のある外国人の方も申し込み可能
金利 年12.0%~1.8%
利用用途 原則自由。投機性資金・事業性資金は認められない。
利用限度額 10万円〜1000万円
返済方法 残高スライドリボルビング方式
返済期間 最長10年(120回)
返済日
  • 口座振替の場合は、指定した口座から毎月26日に引き落とされる。
  • Pay-easy(ペイジー)の場合は、土日祝日を含め24時間利用可能。
  • 振込の場合は、返済日を指定できる。

みずほ銀行とソフトバンクが提携して出来た会社です。審査に人工知能(AI)を活用しており、Web完結・スピーディな融資を実現しています。

ジェイスコアは手続きの流れが他社と異なり、次のようになります。

【ジェイスコアレンディングの審査の流れ】

  1. ①AIスコア診断を受ける(1分程度)
  2. ②仮審査(①で600点以上取れた場合/30~4時間程度)
  3. ③書類提出&本審査
  4. ④契約
  5. ⑤銀行振込による融資・後日ローンカード郵送

利用限度額が最高1,000万円と大きく、利用目的の申告・証明書類も不要で、カードローンのように何度も借り入れ可能です。

ジェイスコアのより詳しい情報はこちらにまとめてあるので、合わせてお読みください!

プロミス「目的ローン」

申し込み条件 利用者の申し込み時の年齢が満20歳以上、69歳以下の安定した収入のある方
金利 6.3~16.5%
即日契約するための手続き方法 店頭申込
利用用途 生計費に限る。個人事業主の場合は、生計費と事業費に限る。
利用限度額  1万円〜300万円
返済方式 元利金等返済方式
返済日 毎月6日に、利用者の方が指定した金融機関口座から引き落とし
月々の最低返済金額 1万円
返済期間・返済回数 最長6年、2〜60回
担保・保証人 不要

大手消費者金融のひとつ「プロミス」の目的ローン(フリーローン)も、最短即日で審査終了・そのまま契約して借り入れできるのが特徴です。

申し込み方法は来店(店頭申込)のみとなりますが、その場で審査結果がわかります。

事業資金として借り入れすることも出来るため、使い道が広いのもメリットです。

プロミス「目的ローン」のメリット・デメリットと審査の流れ【口コミ・評判】

アイフル「目的別ローン」

アイフル新0円バナー

即日契約するための申込方法 アイフル店頭(無人契約機不可)
金利 9.8~17.0%
利用限度額 50~100万円
利用目的 冠婚葬祭・医療費・資格取得・引越し・家具購入・車検や自動車の修理費
月々の最低返済金額 契約内容による
返済期間 最長4年10カ月(1~58回)

アイフルの店頭または電話で契約できる、上限100万円までのフリーローンです。

プロミス同様、来店手続きの場合はその場で審査結果が分かり・契約手続きに進むことが出来ます。

来店不要の銀行フリーローンなら3~5日で審査結果が出る

紹介したフリーローンは、ジェイスコアを除き消費者金融が提供しています。

そのため、最短即日審査できる分、銀行のフリーローンよりも高い金利設定になっているのがデメリットです。

銀行のフリーローンでも来店不要・Web完結するものであれば、審査に必要な情報の確認が素早いため3~5日で結果が分かります。

Web完結で審査が完了する銀行フリーローン一覧

【申込条件として事前の預金口座開設が必要となるもの】

  • 京葉銀行フリーローン(金利3.9~14.0%)
  • 西日本シティ銀行「多目的ローン」(金利4.3%)

【事前の預金口座開設が不要なもの】

  • 中国銀行「目的ローン」(変動金利2.975%)
  • 三井住友銀行フリーローン(変動金利2.975%)
  • りそなプレミアムフリーローン(金利6.0%)

※預金口座がない場合、審査に通過したあと・契約手続き前に開設する必要があります。

「銀行より消費者金融のほうが早くて良い」というわけではない

大手消費者金融のフリーローン(目的ローン)も、銀行の多目的ローンと同様の審査をします。

最短即日で契約できますが、金利が高く・一例として次のように融資上限額も決まっています。

アイフルの目的ローンの利用上限額
冠婚葬祭 100万円
医療目的 50~100万円
日常生活の出費 50~100万円
旅行 50万円

結婚式にかかる費用の平均は、首都圏では400万円・地方でも200万円です。

消費者金融のひとつ・アイフルの目的ローンだと、平均費用の全額を賄いきれないと分かります。

銀行フリーローンは高額融資できる!返済負担も軽くておすすめ

その点、銀行のフリーローンには上限額がありません。申込者の信用力次第で、いくらでも借りることが出来ます。

審査期間に大きな違いがない以上、銀行のフリーローンのほうがニーズに合う(まとまった金額の融資向け)だと言えます。

フリーローンの審査期間を短縮するコツ

次の4つのポイントを押さえることで、フリーローンの審査機関を短くする・早く借りることが出来ます。

  •  希望する借入額を最小限に抑える
  • 情報を正確に入力する
  • 目的に合ったフリーローンを選ぶ
  • 不要でも収入証明書を準備・提出しておく

仮審査・本審査に分けて、それぞれの審査の内容・審査に時間がかかる原因と短縮のコツを詳しく解説します。

仮審査は申込者の信用情報を確認する手続き

仮審査にはほとんど時間がかかりません。

前述の通り、即日~翌営業日までに回答されることがほとんどです。

その理由は、スコアリングシステムの活用・信用情報の確認がコンピュータで自動化されていることにあります。

しかし、例外的に時間がかかってしまうことがあります。

【仮審査に時間がかかってしまう例】

  •  収入に対して借りたい金額が大きい
  • 氏名住所等の入力情報に誤りがあり、正確な情報を調べる手間がかかってしまう

仮審査を短い期間で済ませるには、希望融資額を最小限に抑えること・正確に情報入力することが大切です。

本審査は収入・借入目的を精査する手続き

本審査では、申込者の返済能力を細かく調査するために人の手で書類確認・調査が行われます。

もっとも時間をかけるのは、収入・借入目的(資金利用目的)の審査です。

【本審査で時間がかかってしまう例】

  •  利用目的があいまい・複数の利用目的でまとめて借りようとしている
  • 審査中、新たに収入証明書が必要になる
  • 収入証明書に不備や不足があり、正確に調査できない

フリーローンの利用目的をしっかりと絞り込んで、申込先が目的に合うか事前に確認しておきましょう。

また、借りたい額に関わらず収入証明書(源泉徴収票・給与明細など所定の条件をみたすもの)を申込段階で提出しておくとスムーズです。

まとめ

フリーローン審査には1週間弱の期間を要します。最短即日で契約できる消費者金融のフリーローンだと、借りられる金額が少ない・金利が高いというデメリットがあります。

銀行のフリーローンで最短3日まで審査期間を短縮するには、収入証明書の不足や申込書の不備に注意しましょう。申込前の準備が大切です。