金融ブラックでも通る審査なしの教育ローンはある?

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お子さんの進学が決定したけれど、学費のあてが無い。こういった悩みを抱えていませんか?

思ったよりも進学にはお金がかかるものです。日頃からお金を貯めていて、ある程度の教育資金を準備してあるのなら大丈夫ですが、事情があってお金を用意できないこともあるでしょう。

そういった時に頼りになるのが教育ローンです。

しかし、もし両親がブラックリストに載っていたとしたら、審査を通るのはほぼ不可能です。審査の無い教育ローンがあれば別ですが、そんな教育ローンはあるのでしょうか?

教育ローンの審査は甘い?厳しい?審査に通らない理由と落ちた時の対処法

審査なしの教育ローンは正規のものにはない

結論から言うと、審査の無い教育ローンというものはありません。

ただし、審査の基準は教育ローンごとに違うので、審査の甘い教育ローンを探すことはできます。

では、教育ローンにはどの様な種類があるのでしょうか。

まず、公的な教育ローンとして、国の教育ローンがあります。日本政策金融公庫が貸付をする「教育一般貸付」がそれに該当します。最高350万円(海外留学資金は最高450万円)まで借入れられますし、年1.78%の固定金利なので安心です。

申込んでから20日程度で入金されるので、入学が決定してからでも十分間に合います。年収が200万円に届かない世帯や、子供が3人以上いる世帯では優遇されることもあります。

また、民間の教育ローンには、労働金庫や都市銀行、地方銀行、信用金庫、ノンバンクなどがあります。

扱う金融機関によって無担保と有担保、固定金利と変動金利などの違いがあるので、借りたいと考えている教育ローンについて詳しく調べ、比較検討しましょう。

利用者の自己破産を防ぐためにも審査は必要

教育ローンには国が管理しているものや民間が運営しているものなど、様々な種類がありますが、審査の無い教育ローンはありません。

貸付をする場合には返済能力の有無や、過去の信用情報などを必ずチェックされます。

特に、自己破産件数が年々伸びるようになってからは、審査が厳しくなっています。

現に2018年からは、銀行系のカードローンは即日融資が不可能になりました。これは通常の審査に加え、警察のデータベースとの照合が追加されたためです。

警察のデータベース照合は、反社会的勢力へ金が流れることを防ぐという目的がありますが、自己破産件数が増えている現状とは無関係ではありません。

審査が厳しくなったことには、自己破産を防ぐという目的も含んでいるのです。

審査が通らないかもしれない人に無審査で教育ローンを貸し付けた場合、自己破産をしてしまう可能性が出てきます。

教育ローンの審査には、そういった危険を冒さないように、融資の申込者を守るという意味合いもあるのです。

審査なしのヤミ金は絶対申し込んじゃダメ!

教育ローンには公的なもの、民間のもの、すべてに必ず審査があるとすると、ブラックリストに載っている人は審査を通らず、融資を受けられないということになります。

となると、残る手段は審査の無いヤミ金を選ぶしかないのでしょうか。

ネット上でもよく広告を出しているので、ヤミ金から借りることを検討している人もいるかもしれません。

しかし、審査なしのヤミ金には絶対申込んではいけません。なぜなら、その行為はとても危険なものだからです。

ヤミ金が危険な理由としては、金融機関としての営業許可をとっていないことが挙げられます。

営業を許可されている金融機関には、国が定めた様々な規制がかけられており、消費者をある程度守ってくれています。

けれども、ヤミ金は違います。まず、法外な高金利をかけ、断っても無理やり貸し付けてきます。もし、返済できなくなった場合には、違法な手段で取り立てを行います。

ヤミ金から金を借りたために、人生を棒に振ったという人が大勢いるのです。

審査なしのカードローンはどこ?審査なしで融資を受ける方法をご紹介

審査なしの教育ローンを探すより審査に通る努力をしよう

審査の無い教育ローンはありませんし、たとえ審査が無くても、ヤミ金から借りるのはやめましょう。

審査の無い教育ローンを探すより、審査を通るように努力をする方が賢明です。というのは、審査を通りやすくする方法というものが実際にあるからなのです。

そういった方法を試し、少しでも借りられる可能性を高める方が、あてもなく教育ローンを探すよりもはるかに建設的です。

では、どんな方法があるのでしょうか。

まず、自分の信用情報履歴をチェックしましょう。なぜなら、自分の信用状態をしっかりと把握しないと、取るべき手段を選ぶこともできないからです。

実際に信用情報を調べてみたら、ブラックリストに載っていなかったということも少なくありません。

あるいは、ブラック状態になってからある程度の期間が過ぎていて、ブラック状態が解除になる寸前だった、などということもあります。決してあきらめずに、自分の信用状態を確認することが大事なのです。

まずは自分の信用情報履歴をチェックする

信用情報とは、ローンを申し込んだ事実や、契約した日時、返済状況などをまとめたものです。

こういった情報は、信用情報機関がローンを扱っている各金融機関から提供され、管理しています。

新たにローンを申し込むと、この信用情報をもとに各金融機関が融資をするかどうか、判断をするというわけです。

ですので、以前ローンやクレジットを利用していた時に返済が滞っていたり、自己破産をしたりしているとブラックリストに載せられて審査が通らなくなるのです。

信用情報機関には、次の3社があります。

  • 日本信用情報機関
  • 全国銀行個人信用センター
  • 株式会社シー・アイ・シー

ブラックになったという情報は3社で共有しているので、一か所でブラックになった場合は、他の2つもブラックになってしまいます。

信用情報の開示は3社とも行っていて、郵送での開示請求は3社すべてで可能ですが、窓口で開示請求ができるのは日本信用情報機構とシー・アイ・シーのみです。

また、シー・アイ・シーはネットでも受け付けています。

ブラック状態は時間が経てば改善される

「信用情報機関に自分の信用情報を開示して貰ったらブラックだった」このような人もいることでしょう。

しかし、これでもう教育ローンの審査が通らないことが確定した、というわけではありません。というのは、ブラック状態が永遠に続くことはないからです。

ブラック状態は時間が経てば改善されます。そのため、ここで諦めずに以前のローンやクレジットを完済したのがいつだったのか、思い出しましょう。

完済日からある程度の年数が経っているのならば、ブラックリストから消える日が近いということもあります。

返済を延滞したことがある場合は、日本信用情報機関、全国銀行個人信用センター、シー・アイ・シーの3社とも、ブラックリストに5年間登録されます。

また、債務整理をした場合は3社とも5年間ですが、全国銀行個人信用センターのみ、官報情報が10年間登録されたままになります。

ここで覚えておきたいポイントは、この年数がカウントされるのが、借金を完済した日時からだという点です。借入をした日ではないのです。

自分の属性をチェックする

信用情報とは別に、金融機関が参考にする情報として属性情報があります。この属性とは、申し込んだ人の個人情報です。

属性には主に次の11項目があります。

  • 氏名
  • 年齢
  • 住所
  • 勤務先
  • 勤続年数や勤務形態
  • 年収
  • 収入形態
  • 居住年数や居住形態
  • 住宅ローンか家賃の負担額
  • 家族構成
  • 健康保険の種類

また、これら以外の個人情報をチェックする業者もあります。融資の審査では信用情報の方を重視しますが、属性情報も疎かにはできません。

これらの属性情報の中で、特に審査に関わるポイントは、「安定した収入が見込めるか」「毎月きちんと返済できるか」という2点です。

つまり、返済能力があるのかどうかをチェックされるというわけです。

たとえ信用情報がブラックではなくても、返済能力に疑問符が付くようでは、審査に通らない可能性があるのです。特に、重視されるのは年収です。

また、借入れする人の年齢や、職業も関わってきます。自分の属性をチェックして、借入先を選びましょう。

民間の教育ローンは国の教育ローンより審査に通りやすい

“教育ローンを申し込むのならば、民間の教育ローンの方が国の教育ローンよりも、審査に通りやすいということを覚えておきましょう。

これには、民間と国の教育ローンの仕組みの違いが関係をしています。国の教育ローンには、1.76%という低金利以外に次の特徴があります。

「年収が低くても借入れが可能」「優遇制度がある」これらの特徴は、民間の教育ローンではあり得ません。なぜかというと、国の教育ローンは弱者を救済するためにあるからです。

対する民間の教育ローンは、あくまでも企業の収益のためにあるものです。

そのため、まず教育ローンを借り入れてくれる人がいて、利息を払ってもらわないと経営が成り立ちません。

ここに、国と民間の教育ローンに申し込んだ時の、審査の厳しさが違う理由があります。

民間の教育ローンにはあくまでも、借入れてくれる人が必要なのです。審査を厳しくし過ぎると、借入れてくれる人が減ってしまう可能性が出てくるので、審査はある程度緩くなっているのです。

教育ローンのおすすめは国と民間(銀行)のどっち?金利・審査を徹底比較

ろうきん・JAなど規模が小さくなるほど通過の可能性は高まる

大手銀行やノンバンク系の教育ローンよりも、ろうきんやJAなどの規模の小さな金融機関の方が審査には通りやすくなっています。

なぜなら、これら小規模な金融機関の教育ローンは、ある特定の人々に融資をすることが前提なので、その基準に合致していれば審査に通りやすくなるのです。

ろうきんのHPには、ろうきんの会員についての細かい基準が載せられています。それによると、労働組合、生活協同組合、その他の共済会 ・ 互助会等に加入している労働者となっています。

一方、JAの教育ローンに申し込むためには、JAの組合員にならなければなりません

。JAの組合員には、「正組合員」「准組合員」の2つがあります。このうち正組合員とは、農業を仕事にしている人のことです。

また、准組合員とは、農業以外の仕事をしていて、JAに出資金を支払った人になります。

このようにろうきんとJAの教育ローンを借りるには、所定の条件をクリアする必要があるのです。そして、もし組合員ならば、審査に通る可能性が高まります。

審査の甘い教育ローンでも落ちるケースはあるので注意

ろうきんやJAのような組合員に融資をする教育ローンならば、他の金融機関よりも審査に通りやすいと言えます。

しかし、これらの審査の甘い教育ローンでも落ちるケースはあるのです。

例えば、信用情報がブラックリストに載っていると、組合員であっても融資を受けることはほぼ不可能です。また、属性情報で引っ掛かることもあるでしょう。

たとえ、ブラックでなくても返済能力がないと判断されたら、やはり融資は受けられません。

意外に盲点になっているのが、携帯電話料金の滞納、延滞です。

携帯電話はローンではないから、延滞しても大丈夫だと思ってはいないでしょうか。

携帯電話を現金一括で購入する人は少ないでしょう。もし、分割で電話を購入したのならば、それはある意味ローンと同じなのです。

早くて2か月、遅くとも3か月延滞すると、長期延滞として信用情報がブラックになってしまいます。ローンの返済が遅れたことがなくても、審査に通らない場合があることは覚えておきましょう。

中小サラ金ならほぼ審査なしで即日お金を借りられる!

教育ローンの審査に通らず、どうしても学費を工面できない時には、中小の消費者金融を頼ってみるというやり方があります。

消費者金融にはアコムやプロミスといった大手だけではなく、街金と言われる中小の金融があるのです。

これらの中小サラ金ならばほぼ審査がなく、即日融資を受けられます。また、ヤミ金と違って各都道府県の許可を得ているので安心です。

中小サラ金の代表的な金融機関としては、「アロー」「フクホー」「キャネット」などがあります。

これらの中小サラ金の商品は、担保・保証人が原則不要で、金利は最大で年率20%以内がほとんどです。

融資限度額は200~300万円となっています。そして、アローは設立2000年、キャネットは2003年と比較的新しい金融機関でもあります。

審査がないローンというと、ヤミ金を連想するかもしれません。

中小サラ金とヤミ金の見分け方としては、広告をチェックする方法があります。ヤミ金の場合は連絡先の電話番号が、携帯電話番号になっていることが多いのです。

また、HPに登録番号があるかどうかも確認する必要があります。アロー、フクホー、キャネットのHPにはそれぞれ登録番号が記載されています。

こういったポイントをチェックして、安心できる中小サラ金に融資を頼みましょう。

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申込から借入まで最短1時間で融資を受けられる

教育ローンを借りることができない場合に、中小サラ金をおすすめする理由には、もう一つあります。

それは、最短1時間で融資を受けられるという点です。これは、学費を急いで用意しなければならない場合に、とてもありがたいことだと言えるでしょう。

教育ローンの審査が通らなかったとしても、時間的に間に合うというわけです。例えば、アローでは最短45分で審査が終了します。

その後すぐに自動契約機を使えば最短で30分、合計75分で融資を受けられます。

また、キャネットでは、電話で連絡したあと審査に入り、最短で30分で審査が終わります。

その後に窓口で必要書類を提出すれば、すぐに自分の銀行口座に振り込まれます。実質1時間での融資も可能です。

フクホーの場合は、契約書類の受け取りに時間がかかりますが、セブンイレブンのマルチコピー機を利用すると時間を短縮できます。

こういったように、中小サラ金ごとの違いはありますが、最短で1時間、遅くとも2~3日で融資を受けられるというわけです。

限度額が低いので高額の借入には不向き

中小サラ金は、ほぼ審査がなく最短1時間で融資を受けることが可能なため、教育ローンの審査が通らない場合に考える最初の手段になります。

これで学費の工面がつくのなら問題ないのですが、一つだけ注意点があります。

中小サラ金の融資限度額は100~300万円のことが多く、高額の借入れには向いていません。中小サラ金は審査がほとんどないので、高額を貸し付けるのはリスクが高くなり過ぎます。

したがって、限度額300万円以内だということは、仕方のないことなのです。

入学金だけなら300万円で足りることもあるでしょうが、進学先が実家から遠い場合には引っ越しの費用や、賃貸の敷金、礼金などが必要になります。

また、生活費を仕送りすることもあるでしょう。進学には思った以上のお金がかかるものです。

中小サラ金2~3社から融資を受けられるのならまだしも、他からも借金があるとすると、審査を通らないことが予想されます。

結局、中小サラ金から借入れても、不足してしまうことがあり得るというわけです。

どうしようもない時は役所などに相談をしよう!

教育ローンの審査に落ち、中小サラ金の限度額では必要な額に足りないからといって、ヤミ金を頼るのは絶対にやめましょう。

また、合格した学校を諦めるのも早計です。

もし、事態が深刻すぎて、ローンを借りている場合じゃないなら、親族に相談をしたり、役所に相談したりしてみましょう。

まず、何と言っても頼れるのは親兄弟です。利子を取られるなどということは少ないでしょうし、返済期限もある程度は融通して貰えるものです。

もしも、親族に頼ることができない場合には、役所に相談をしてみましょう。

実は役所には、「生活福祉資金貸付制度」というものがあるのです。この制度では教育支援資金を借入れることができます。

教育支援資金の具体的な内容は次の通りです。

教育支援費
学校 月額
高等学校 35,000円
高等専門学校 60,000円
短期大学 60,000円
大学 65,000円

※就学支度費は限度額50万円となっています。

お子さんの進学のために、急いで学費を工面しなければならず、しかも信用情報がブラックの場合、選べる手段には限りがあります。

どうすればよいか分からず、途方に暮れることもあるでしょう。しかし、最後には役所に相談をすることができるのです。

市町村の福祉事務所にまず連絡をして、相談を受けることをおすすめします。