お酒が原因で多額の借金を抱えてしまったAさんの体験談

借金をする原因というのは人それぞれ千差万別ありますが、
今回はお酒によって借金地獄へと突入することになったAさんの体験談をご紹介。

やはり、お酒というのはたしなむ程度に楽しむのが一番良いようですね…。

Aさんのスペック
年齢 35歳
家族構成(現在) 独身
最高債務額 350万円
現在の債務額 50万円

Aさんは数年前まで結婚をしており、子どもも一人居たようですが、今では独り身となって借金の返済に励む毎日を送っているようです。


借金の始まりはお酒のトラブルだった…

地元の大学を卒業してから、それなりに知られた商社にも就職することが出来て、順調な人生を歩んでいると思っていました。
大学の頃からの彼女とも27歳のときに結婚して、次の年には子どもも生まれて、30を前にして役職にも就いて同期の中でも期待されていました。

でも、やはり営業職ということで、接待や上司との付き合いで連日のように飲み会があって、帰りが遅くなると妻にも色々と小言を言われたりして…。気づかぬうちに肉体的にも精神的にもストレスを溜めていたんでしょうね。

ある日、何となく家に帰りたくなくて珍しく一人で飲んでいたんです。
給料日の直後だったので、妻に生活費を渡す前にちょっと飲み歩こうかと思って。
ただ、やはりまとまったお金を持っていたせいか調子に乗ってしまって、気がついた時にはふらりと入ったバーで寝てしまっていたみたいで…。

二人の酔っ払った男性携帯を見ると家からの電話が何件も溜まっていて、電車もなかったので急いでタクシーに乗って帰ることにしたんです。
ただ、家の前に着いた時に大変なことに気がついてしまって…。

ええ、どこを探しても財布が見当たらないんです。

そのあと、さっきまで寝ていたお店に慌てて連絡したのですが、財布はどこにも見当たらないと言われたんです。個人でやっているお店だから監視カメラなんてのも無いし、あの時は目の前が真っ暗になりましたね。
なんせ妻に渡すはずだった一ヶ月分の生活費も、一緒に消えてしまったわけですから…。

お金を持ち歩く際にはくれぐれもご注意を!

東京五輪の誘致の際には、「日本では落とした財布の殆どが手元に帰ってくる」と言っていましたが、それはあくまで諸外国と比べたら…ということ。現金がたくさん入った財布を落としてしまっては、高い確率で中身を抜き取られてしまうでしょう。お酒を飲む飲まないに関わらず、お店を出るときには忘れ物がないかチェックする習慣をつけておくことをおすすめします。

 


お金がないのを誤魔化すため消費者金融を利用

財布をなくしてしまったことに気がついてから、クレジットカードやキャッシュカードなど急いで止めてもらいました。
幸い口座からお金を引き落とされたり、クレジットカードを不正利用されたりはしていなかったようですが、
当然ながら財布に入れていた現金が戻ってくることはありませんし、お金がないという状況は変わりません…。

でも、妻からは早く生活費を渡すように急かされるし、財布を落としたなんて正直に答えたら何と言われるか分かりませんからね。
どうしようもなくなったので、消費者金融からひとまずお金を借りることにしたんです。
今月の分はとりあえず消費者金融から借りたお金を妻に渡して、あとは毎月のお小遣いから返済していこうと思って。

広げられたお札

ただ、最近のキャッシングっていうのは凄いんですね。
スマホから申し込んだら一時間後にはすぐ10万円が振り込まれて、限度額もいきなり50万円までと言われて驚きました。
本当は借りられるお金というだけだから、決して自分のものというわけではないのですが、その時は自分が自由に使えるお金が一気に手に入ったような気分になって…。

そこから、週末になるとひっそりとお金を借りて、飲み歩く生活が始まってしまったのです。
当時は子育てなどでお金がない状況が続いていたので、その反動で思いっきり遊んでみたくなったのだと思います。

お金がない時には消費者金融が便利だけど…

お金がないという時には消費者金融など、すぐに借りられる融資を利用するのは賢明な判断です。
しかし、借り入れ可能残高を自分の預金のように感じてしまうのは悪い兆候。
あくまで借りることが出来るお金というだけなので、無駄遣いは出来る限り避けたいものです。

 


気がつけば3つのサラ金から債務を抱えていた!

そこからは、絵に書いたような転落人生でしたね。
毎週派手に遊んでいたので、50万円の限度額もすぐに使い果たしてしまって…。

でも、限度額を増やそうにも一定期間経ってからではないと対応できないと言われてしまって、気がついたら別のサラ金業者からお金を借りていたんです。
その頃にはお金を借りているという感覚もかなり麻痺していたのだと思います。

お金のない男性

結局、お金を借りてはすぐに使い果たして、融資を受けるというサイクルを繰り返していました。
最終的に、ちょっと怪しいような業者からもお金を借りて、トータルで350万円まで借金が膨らんでしまったのです。
しかも、金利もすべて年率20%近くですからね。
毎月の利息だけで数万円支払わなければいけない状況にまで追い込まれていました。

その頃から自分のお小遣いだけでは到底支払えなくなり、遂には家に催促状が届くようになって、妻が借金の存在に気がつくまで時間はそう要りませんでした。

複数の業者から借り入れを行うのは要注意!

お金がないからといって、複数の消費者金融からお金を借りるというのは要注意です。
なぜならば、少ない融資限度額では必然的に金利も高くなってしまうからです。
そのため、もっとお金を借りたいと思った際には、出来る限り一つの業者に集中させた方がいいでしょう。

 


 

債務整理まで追い込まれて離婚へ…

その後、借金の存在がばれてしまったAさんは、妻と話合った結果、債務整理を行うことにしました。
任意整理によって何とか借金の取り立ては終わりましたが、以降の生活で妻との衝突が増え、結局離婚することになってしまいました。

妻からすると、自分が子育てを頑張っているのに、飲み歩いていたというのが許せなかったらしくて…。それに、借金も作ってしまったので怒るのは当然ですよね。
今、一番後悔していることは、借金のことなんかではなくて、家族と離れ離れになってしまったことです。
月に一度、子どもとは会えることになっていますが、それを楽しみに一人さびしく生きている毎日ですね…。

このように借金というのは、いつ何がきっかけで生まれるものが分かりません。
また、最近のカードローンではATMからいつでも自由にお金を引き出すことが出来るので、ついつい自分の預金が増えたかのような錯覚までおぼえてしまうのです。
しかし、いくら自由に借りられるからといって借金であることには変わりません。
融資を受ける際には、本当にこのお金が自分に必要なものなのか一度考えることが重要なのです。

返済に困ったら債務整理を行う?

Aさんは借金を返済するために、債務整理という手段を選びました。
債務整理とは任意整理や自己破産など色々と種類があり、金利であったり債務額を減らすことが可能となっています。しかし、債務整理を行うとブラックリストに登録されるなどデメリットも当然存在するので、くれぐれもお金を借りる際には計画的な返済を心がけましょう。