職場に借金がバレて退職したAさんの体験談

借金というのは罪でもないのに人には知られたくないものです。
特に、家や車のローンならまだしも、消費者金融からお金を借りているとなると、周囲に知られたのでは気まずい思いをしてしまいます。
今回は借金がばれたせいで職場を辞めてしまうことになったAさんの体験談をご紹介。

Aさんはちょっとした付き合いからお金を借りて、だんだんと消費者金融の債務を抱えているのが当たり前となっていたようです。


友人との旅行で消費者金融から借金を…

私は小さいころから周囲の状況に合わせてしまうタイプというか、仲間外れにされたくないという意識が強かったんです。
たぶん、両親が転勤族で何度も転校を繰り返していたからですかね。とにかく、子どもの頃から目立たないように、仲間外れにされないようにというのがモットーになっていました。
だから、大人になって就職しても、みんなが買っているブランドものはすぐに買いそろえたし、みんなからランチに誘われるとどんな店でもついていったんです。
会計ではいつも少し多めに出して、みんなに気に入られようと必死だったのだと思います。
そんなことをしていたから、毎月の給料も大半が交遊費や買い物に消えていましたね。もちろん、貯金なんかも全然たまらない状態で。
そんな状況で、五月の連休に会社の同僚たちから海外旅行に誘われたものだから、すごく困っていたんです。
最初はお金がないから断ろうと考えていたのですが、みんなが私の知らない思い出話を共有すると考えたら怖くて…。
遂には海外旅行のために消費者金融からお金を借りることにしたのです。
借りるのは旅行に必要なお金だけ…、そして、給料が入ったらすぐに返済に充てる…。
消費者金融は金利が高いという話は聞いていたし、何より借金を抱えているとみんなにばれたら白い目で見られるのは確実だったので、最初はすぐに完済しようと強く決心していました。
でも、旅行から帰って来たからといって私のポジションが変わるわけではないんですよね。
これまでと同じようにブランド物を買いそろえて、みんなとランチに行けば少し多めにお金を出して…。
だから、借金も減るどころか利息の分、じわりじわりと増えていったんです。

交遊費をキャッシングで賄う人は多い!?

キャッシングといえば生活に困っている人が利用するものといったイメージを抱く方も多いとは思いますが、交遊費ショッピングなどを目的に利用する方も多いようです。
最近ではサービスも進化して簡単にお金を借りられるようになったことから、お金を借りるということへの抵抗もだんだんと薄れているようです。


お金がないと言えず遂には闇金にまで…!

初めてお金を借りてから一年…、債務額は減るどころか当初の1.5倍程度にまで膨れ上がっていました。
それもそのはず、それまで約定返済を行うだけで随時返済は一度も行わなかったのですから。
しかし、1年経ったということはまた連休が来てしまうということ。
また、同僚たちから旅行の誘いを受けたわたしは、お金がないということが出来ずに消費者金融から更にお金を借りてしまったのでした。
その頃から、私の心の中ではキャッシングは借金というよりも貯金に近い感覚でした。
取り立ても月に一度のメールだけだったし、誰かからお金を借りているというよりも、毎月一万円程度支払えば何十万も使えるようになるという感じで。
今思えば、二回目の借り入れこそが、返済不可能な借金地獄へと私を追い込んだのだと思いますね。
旅行から帰ってきた私は、どこか開き直った感じでお金を借り続けました。
友人とも連日派手に遊んで、気がついたときには私が借りることが出来る限度額いっぱいまで借金をしていたのです。
そして、毎月の約定返済にさえ困った私は、ついには町の怪しい業者からお金を借りることになったのでした…。


会社への取り立てによってAさんは職場を追われることに…

返済期日が迫っていた私はネットで調べた業者からお金を借りることにしました。
ただ、異常に金利が安いことも分かっていたし、審査も不要ということだったので怪しいというのは分かっていました。
でも、その時にはとりあえずお金を借りなければ…と追い詰められていたので、現金を確保することが出来れば何でもいいという状態でしたね。
もちろん、予想していた通り私がお金を借りたのは悪徳業者で、あっという間に借金の総額も200万円を超えてしまいました。
そうなると、私の収入では利息分さえ返済していくことは出来ません。
まずはポストいっぱいに詰め込まれた手紙での取り立てにはじまり、執拗な電話攻撃が続くようになりました。
一日中業者からの電話で携帯は震え続け、最終的には会社にまで取り立ての電話が来るようになったのです。
私はただの事務だったので、そう何度も私宛の電話が続いていたのでは、職場の人も怪しいと思い始めますよね。
上司に呼び出されて借金のことがばれるまでにはそう時間は要りませんでした。
そして、居づらくなってしまった私は、結局多額の借金を抱えたまま仕事を辞めることになってしまったのでした。


結局、その後Aさんは実家へと戻り、両親に頭を下げて借金を肩代わりしてもらったようです。
今では借金の原因であった友人付き合いとも少し距離をとり、資格取得へ向けて日々勉強に励んでいるといいます。
いずれ、また社会へと復帰することになるけれど、それまでに自分に自信を持てるようになっておきたい。
Aさんはそう誓って新しい人生を歩もうと頑張っています。