債務整理のメリット・デメリットを徹底解説!

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債務整理の相談

自力で債務の返済が困難となった場合、残された道が債務整理。自分の借金がいくらかでも減額となれば、うれしいものですよね。しかし、そもそも債務整理とはどんなものか?そしてメリット・デメリットはあるのか?そんな疑問をお持ちの方のために、ここでは債務整理について詳しくご説明します。
今後、消費者金融などで融資サービスを受けることをお考えの方は、お役に立つかもしれませんので、ぜひご参考にしてください。

債務整理とは?

債務整理とは、裁判所や弁護士・司法書士の力を借りて、法律の範囲内で負債を減額にする手続きのことです。債務整理には、以下の3つのパターンがあります。それぞれについて簡単にご説明しましょう。

任意整理

借金返済交渉を、債務者本人ではなく、弁護士や司法書士に依頼して任せ、利息の減額などで債務を圧縮する手続きです。債務整理のプロである弁護士が交渉を担当するため、依頼者は安心して任せることができます。

任意整理の詳細情報⇒任意整理とは?

個人再生

借金返済のメドが立たないとき、裁判所を通じて債務の大幅減額をはかる手続きです。負債総額の8割を減額してもらえるので、返済にかかる負担は大幅に軽減されます。

個人再生の詳細情報⇒個人再生とは?

自己破産

収入も財産もなく、長期的に見ても返済の見込みがない場合、裁判所の判断によって取られる手続きです。自己破産が認められれば、債務者は借金返済義務の免除を受けられます

自己破産の詳細情報⇒自己破産とは?

任意整理のメリット・デメリット

任意整理のメリット

裁判所の仲介を必要としないので、申立書の作成など、雑多な書類作成・事務手続きが不要です。また、一切の交渉は弁護士が引き受けてくれるので、体力的にも精神的に負担が大きく軽減できます。また、住宅ローンは除外対象となるため、通常通り利用が可能です。

任意整理のデメリット

7年ほど、各種ローンサービスなどが受けられません。また、クレジットカードの作成も困難となります。

個人再生のメリット・デメリット

個人再生のメリット

個人再生の最大のメリットは、借金の額を大幅に減額できることでしょう。また、自己破産と違って大事な住宅などの財産を処分する必要もありません。債務整理手続き中も、資格の効力・効用の制限を受けることなくいお使いいただけることも利点です。

個人再生のデメリット

任意整理と同じく、7年間ほどローンサービスやクレジットサービスが受けられなくなります。また個人再生手続きを受けた情報は官報に記載され、記録として残されます。それらに加え、保証人に返済請求が届くこともデメリットの一つといえます。

自己破産のメリット・デメリット

自己破産のメリット

借金返済義務を免除され、苦しい借金生活から解放されます。多額の債務、多重債務もすべて免除され、返済義務を負わないという立場は裁判所が保証してくれますので、安心です。

自己破産のデメリット

手持ちの財産(99万円以上の現金・20万円以上の価値のある財産)はすべて手放す必要があります。また、ローン払いの車や電化製品も没収対象となる場合があります。

これらに加え、資格制限措置も取られます。破産手続き中は、保険の外交員などの特定資格の効力が失われますので、注意してください。

その他、官報への掲載、転居や旅行制限、保証人への請求など、いくつもの障害や制限がありますので、自己破産後は、一般の生活にさまざまな支障を来すことを頭に入れておくことが大事でしょう。

誰に相談すればいい?

続いて、債務整理問題を誰に依頼するのか、について説明します。債務整理は、法律の枠組みで行われる手続きですので、その道の専門家に任せるのがベストといえます。

一般的には、弁護士もしくは司法書士に依頼するのが妥当です。どちらも債務整理を解決に導くプロですので、安心して任せられるでしょう。

ただし、債務整理の種類によっては、弁護士にしか依頼できない案件もあります。たとえば、自己破産や個人再生などは、裁判所を通じて行われますので、弁護士資格を持っているものが担当するのが妥当といえます。過払い金返還請求などは、司法書士に依頼しても対応可能ですので、まずは電話などで相談してみるといいでしょう。

まとめ

債務整理を行うにしても、メリットもあればデメリットもあります。債務整理によって、借金の額が減額されるという恩恵もありながら、カード契約ができないなど、日常生活にいくらかの影響を与えることも考慮しなければなりません。一般的に、個人再生は自己破産など、債務整理のメリットが大きければ、それだけその後の生活にさまざまな制約がかかってくることも念頭に、どの方法を選択すればいいのか専門家と相談しつつ、慎重に選択するようにしましょう。